横向き2!


こんにちは!

先週に引き続いて、横向き、について。

(先週の記事 横向き。。。)

今週はまず、身体の機能から。

以前紹介した、肩甲骨と骨盤。

(過去記事 肩甲骨)

 

(過去記事 股関節と骨盤帯)

下の緑丸のやつ。

photo:08


この2つは連動していて、

左の肩甲骨を動かすと右の骨盤が動き、

右の肩甲骨を動かすと左の骨盤が動きます。

腰掛けて、右肩をちょっと前に出すと、

左のおしりがぴくっと後ろに引かれると思います。

下の図のように、ペケ印に連動している。

photo:07

ラケットを持っているとこんな感じです。

photo:01

ということは、フォアにボールがくれば、

左の肩甲骨を前に出せば、(左肩を少し前に出せば)

自然に、右の骨盤が後ろに引けて、

身体の機能的には、テイクバックが完成します。

photo:02

そして、横に向かって走りだせばいい。

もしくは、少し動けば、ボールは打てます。

photo:03

でも『横向き』という言葉には、

下の写真のようなイメージがありませんか?

肩甲骨や骨盤がどうのこうのではなく、

体ごと横を向いてしまう。。。

photo:04

そして走り出す。。。

photo:05

これだけ横向いてしまったら、打点は近くなってつまりやすいし、

力は前方に向かって発揮されにくく感じます。

2枚上の姿勢を作ってから、コーチが手でボールを出して

『1・2・3』とか言って打つことってスクールではよくありますよね。。。

もちろん、分習法で、様々な意図があってのことなので、

それ自体は否定しません。。。

僕もたま~にやったりします。

でもレッスン中に『横向き』という言葉を使うと、

2枚上の写真をイメージする人がほとんど。

この言葉を使うと急にボールが入らなくなる人ばっかり。

老若男女問わず。。。

横向きって本当に使い方の難しい言葉です。。。

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